QSAR手法を用いた
化学物質の手計算による毒性予測
補充2000年版
松尾昌季 著
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QSAR手法を用いた毒性予測で特に重要なことは作用機序(Mode of toxic action)が同一または類似の化合物群、いいかえれば化学構造的には誘導体や同属体などのいわゆるコンジェナー(Congeners)間に共通の毒性内容の式を見出すことで、これにより
同一または類似の化合物群の毒性を論理的かつ精度高く予測できるものである。
さらに化合物がもつ毒性学上の特徴(表現型)に分類して予測すべきであり、下記既刊シリーズでは毒性種類別、
化学構造別に検索ができるように工夫した。
1.哺乳動物シリーズ(全7巻)―急性毒性/亜急性,慢性毒性/刺激、アレルギー性/生殖、発生毒性/
変異原性/発癌性/吸収、分布、代謝、排泄/
2.環境生物シリーズ(全3巻)―急性、亜急性、慢性毒性、繁殖性など/生分解性/生物濃縮性/
本書では、上記シリーズ刊行後各毒性分野で蓄積されつつある新しいQSARに関する論文を踏まえ、上記哺乳動物シリーズから環境生物シリーズまでの内容を網羅的に補充したものである。
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体 裁 A4判 約220頁
発 刊 2000年 7月
定 価 19,950円(本体 19,000円,消費税 950円)
松尾昌孝 工学博士 住友化学工業(株)生物環境科学研究所研究主幹
大阪大学先端科学技術共同センター客員教授
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【解説】
1. はじめに
2. QSAR手法とは
3. QSAR手法に用いるパラメータ
4. 哺乳動物毒性とQSAR式
5. 生態毒性とQSAR式
6. QSAR手法を用いた手計算による毒性(値)の予測
7. おわりに
8. 引用文献
【付表】
Hamettの置換基定数/Taftの置換基定数/TaftのES/Le Bas分子容(V)/ファンデルワース半径/
パラコア(Parachor)/代表的な置換基のMR/STERIMOLパラメータ/代表的な化合物のlog P/
疎水性置換基定数など/モレキュラーコネクティビティインデックス/(MCI)/無機性値(i)、有機性値(o)/
Smallの分子引力定数(F)
【関連書】QSAR手法を用いた化学物質の手計算による毒性予測
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